ヘヴィメタルってどんな種類があるの??よく聞かれる質問です。
ヘヴィメタルってヘビメタだよね??よくいわれることです(笑)。
一口にヘヴィメタルと言っても、ヘヴィメタルには細分化されたカテゴリーがあります。 ジャーマンメタル、スラッシュメタル、デスメタル、ブラックメタル、といったこのサイトで取り上げているジャンルからLAメタルや、北欧メタル、シンフォニックメタル、スピードメタル、ドゥームメタル、ダンスメタル、ネオクラシカルメタル・・・ハッキリ言って細分化すればするほど、わけがわからなくなります(笑)
バンドが結成されるときにも、「よし、おれたちは、シンフォニックメタルをやるバンドになるんだ!」とジャンルを決めて、バンドを結成する人たちばかりではありません。
音楽活動を通じて、さまざまなバンドや音楽から影響を受けながら、ジャンルが形成されることが多く、当初はバリバリのデスメタルだったんだけど、突き詰めていくとメロディックデスメタルの大家となっていた、なんてことがよくあります。
同一のバンドをさして、今バンドはスラッシュだ!いや、これはジャーマンだ!などと人によって意見が違うこともあります。
とはいえ、やはり主要なジャンルになるとある程度、ジャンルを代表するバンドも出てくるもので、たとえばスラッシュメタルと言えば「スレイヤー」「メタリカ」「メガデス」など、大御所が並びますよね。
ある程度、「常識」的なメタル知識、メタルジャンルをこのページでご紹介します。
ヘヴィメタルと言えば「ジャーマンメタル」。といえるほど、大きな影響力を持っているジャンルです。
ではジャーマンメタルとはなにか?その名の通り、ドイツ出身のヘヴィメタル群の総称を言います。
ただし、もっと一般的な理解でいえば、ジャーマンメタルとは「ハロウィンの守護神伝のような音楽をするヘヴィメタル」(wikipedia参照)ということになります。
明快なメロディとギターリフ、そしてツインギター。クラシカルなフレーズを随所にちりばめたメロディックなメタル、という風に理解ができると思います。
ジャーマンメタルの代表選手は、ハロウィン・ガンマレイ・ランニングワイルド・ブラインドガーディアン・レイジなど、多々あります。
まずはハロウィンから、ジャーマンメタルの基礎であり、王道を学んでみてください。
スラッシュメタル。ヘヴィメタルを語る上で必須のジャンルです。ではスラッシュとは?
スラッシュメタルの音は、クランチの聞いたジャ、ジャ、ジャ、というような音と、猛烈なギターリフを特徴とします。
初期のスレイヤー、アンスラックス、メタリカ、メガデスといった音が、スラッシュメタルの礎を築いています。
上記バンドは「スラッシュメタル四天王」(wikipedia参照)と呼ばれていましたが、同時期に、「ジャーマンスラッシュ三羽烏」と呼ばれていた、クリーター、ソドム、デストラクションなどのバンドも忘れられません。
同じスラッシュメタルのカテゴリとはいえ、メガデスのスラッシュとメタリカのスラッシュは、全く違います。
また、スレイヤーとクリーターには類似点があるものの、ソドムとスレイヤーは、ん???という感じがあります。
これ、という方にはめることは難しい一方、聴き慣れると、「これはスラッシュだ!」と言えるときが来ます(笑)。
まずは固くならずにこちらで聞いてみてください!
メロディックデスメタル・・・。これを語るにはまず、デスメタルに関する理解が少々必要です。
デスメタル・・・。その名の通り、テーマに率先して「死」や「死体」、「地獄」などを多く取り上げる陰鬱なジャンルです。
このデスメタル、当初はハードコアパンクの影響が強く、今やデスメタル界の重鎮となったナパームデスなどは、ディスチャージなどのハードコアパンクの音色が非常に濃いものでした。
デスメタルには、ナパームデスのようなグラインドコア、と呼ばれるジャンルを確立する方向性をとるバンド群とよりリフのかっこよさとテクニカルなプレーを織り込んでスラッシュ寄りのアプローチをするバンド、大別するとこんな感じです。
よりメタル的なアプローチを進める後者のバンドのうち、カーカス、ディスメンバーと言ったバンド群がいち早く、メロディックナなフレーズをリフの中にちりばめるようになり、その最たるものがカーカスの「ハートワーク」でブレイクする、という流れをたどります。
カーカスの活躍は、名曲「ハートワーク」を発売するまえから、「Incarnated Solvent Abuse」で一部のメタルマニアを狂気させることとなります。
最初期のデスメタルファンの中には、「人から嫌悪、唾棄されてこそのデスメタル」という価値観を持つものも多く、「リヴァプールの残虐王」の異名をとるカーカスがメタル寄りの音色を提示するや一部で猛反発もありました。
ただし、デスメタルファンの中にも、メタル寄りのアプローチを熱烈に歓迎する者や、デスメタルは嫌いだが、カーカスはかっこいい!というアンチデスメタルファンの中にも徐々に「メロディックなデスメタル」が広がり、カーカスの名曲「ハートワーク」で「メロディックデスメタル」が一気にヘヴィメタル界に認知、受け入れられるものとなりました。
このカーカスからはアークエネミーなど、現在も人気を誇るメロディックデスメタルバンドメンバーを排出することとなり、また、インフレイムスのような、カーカスの提示するメロディックデスメタルをより抒情的に、よりオーセンティックに飾りあげたバンド群にもインスピレーションを与えながら、ダークトランキュリティ、エッジオブサニティなどの「より啼きのメロディを多用した」バンド群を排出することとなりました。
個人的には一番思い入れの深いジャンルで、ヘヴィメタルは、ジャーマンメタルでその抒情性とスピード感を養い、スラッシュメタルで凶暴性と高揚感、疾走感を強め、メロディックデスメタルで完成形を迎えた、と考えています。
美しきメロデスの世界、こちらからどうぞ!!
強烈なアグレッション、咆哮するデスヴォーカルが特徴のデスメタル。
サタニズムを背景に悪魔主義を標榜するブラックメタル。ヘヴィメタルシーンを語る上で避けては通れないジャンルです。
ブラックメタルとは、反キリスト教主義を強く打ち出し、サタニズム(悪魔主義)や、黒魔術を中心的思想とするメタルジャンルです。
元来ノルウェーを中心にスカンディナビア地方のムーブメントが大きく、ブラックメタルの聖地としてノルウェーはカウントされています。
反キリスト教組織Inner Circleのメンバーが初期のブラックメタルシーンを沸かせ、アンダーグランドシーンにて、大きな影響力を持つようになりました。
思想的背景から教会への放火、十字架破壊、放火や殺人、自殺といった社会的に容認されない行為を通じて、その思想を伝播しようとした危険な勢力でもあります。
音楽的には、小刻みに同音を繰り返すトレモロリフや、劣悪な音質のプロダクション、ペタペタという軽い感じのドラムス、キャーキャー叫ぶようなヒステリックなヴォーカル、キーボードによる憂いある旋律で暗黒な雰囲気を作り出す、といった特徴があります。
商業的に成功する分野ではなく、ファン層もあくまでアンダーグラウンドにいることを至上とする風土があります。
とはいえ、メタルファンならこの分野、避けては通れません。まずは聴いてみましょう!